【京都】高校生による低利用魚の捌き教室開催 -NGOうおゑん-
話の流れ
魚捌き教室キックオフ
2023年7月15日
NGOうおゑんの代名詞とも言える
海の恵みと学びを提供する
「低利用魚(ていりようぎょ)の捌き教室」
がついに開幕しました😆😆
こんな決めポーズとってるけど片腕折れてますww
NGOうおゑんの立ち上げ
遡ると、2023年の3月、一人の高校生 ( Sora ) が漁師町を巡る旅で出会ったメンバーと共に「水産業の未来への危機感」から立ち上がったNGOうおゑん。
水産業における政策提言を見据えて、魚と人のあり方をみんなと共に考えるチームです
立ち上げまでのストーリーは、こちらのブログからご覧ください‼︎
このイベントを開催するまでに幾度も壁を乗り越えてきました。
漁師町を巡る旅をして、漁業の未来へ危機感を抱いて、使命感を抱いて、
まずはこの海の問題をなんとかしないと自分の大好きな魚が食べられなくなってしまう!
と危機感を抱きました。
海の問題を解決するためには、「消費者」が変わることが必要です。
しかし、多種多様な情報に溢れるこの社会において、
ただ海の問題を伝えるだけでは効果は薄い、、、
{{ 海の問題はどうやったら身近に感じれるだろう? }}
私たちが頭を回して導き出した答えの一つが、
「 体験 」と海の「 学び 」を結びつけることです!!!
体験に勝る学びはありません。
〜魚捌き教室スタート〜
うおゑんの魚捌き教室は、
知られざる海の問題のシェアから始まります!
今回は、うおゑんのテーマが「未利用魚を知る」のため。
未利用魚の実態から入ります。
そして、漁師さんから学んだこと。
私たちに魚が届くまで何が起きているのか。
海の課題、水産業の闇などを伝えます。
そして、今日捌くお魚を紹介!!
完成!!!
今日のメニューは、
ハガツオの漬け丼
ハカツオの骨の出汁でとったお味噌汁
ハガツオのタタキ(写真には映ってない!!)
です。
初魚捌きとは思えないほどみんな上手でした!
〜振り返り〜
さあ肝心の振り返りの時間がやってきました!!
振り返りは、自分たちで作った料理を食べながら
私(そら)が参加者に話しかけにいきます。
すると、、、
「海の問題を自分が体験することで自分ごととして感じられた」
「私たちの手に魚が届くまでをもっと知りたくなった」
「普段、魚料理をしないけどいざやってみると楽しかった」
「家でも魚を捌いてみたい」
などなど、みんな魚捌き体験を経て何か変化が起こった様子!
これが私たちの狙いです????????
この魚捌き教室がみんなの変化のきっかけになったみたいで、心から開催して良かったなと思いました!!
みなさん長文読んでいただき、ありがとうございました!
大久保 碧
おおくぼそら
SORA OKUBO
NGOうおゑん代表
中学生の頃から卸売市場に通う魚好き。魚を捌くごとに募っていった魚のウェルビーイングという視点をもとに高校2年生の時、ヒッチハイクで日本半周漁師町を巡る旅をする。旅で感じた日本の漁業への危機感からNGOうおゑんを立ち上げ、海のお話会や魚捌き教室、漁業体験研修などに取り組む。
経歴
- 慶應義塾大学1年
- MakersU18 9期生
- IC塾 8期生